5つの主要な概念はWRAPの中核であり、WRAPの価値観と倫理とともに、WRAPを生活の中で実現するのに役立ちます。
- 希望(Hope)。私たちは元気になり、元気を維持し、夢や目標を達成し続けることができるという信念。私たちにとって希望とは何かを考えるとき、私たち自身の生活の中で希望を高める方法を考えることもできます。
- 個人的な責任(Personal responsibility)。行動を起こし、健康を維持するために必要なことを行うのは私たち一人ひとりにかかっています。私たちは、私たちにとって個人的な責任が何を意味するのか、そして自分自身と自分の健康に対して責任を持つためにどのようなステップを踏みたいのかを決めることができます。
- 教育(Education)。自分が経験していることについてできる限りのことを学ぶことは、人生のあらゆる部分について正しい決定を下すのに役立ちます。私たちはそれぞれ自分自身の教育を定義し、あらゆる分野でさらに学ぶために講じたいステップを検討することができます。
- 自己主張(Self-advocacy)。他の人に手を差し伸べ、自分のニーズを表現することは、私たちが健康と回復をサポートするために必要なもの、望むもの、そしてそれに値するものを手に入れるのに役立ちます。私たちは、自分のニーズや好みを他の人にどのように伝えるかなど、生活のさまざまな分野でどのように自己主張したいかを自分で決めることができます。
- サポート(Support)。他人からサポートを受けたり、サポートを与えることで、気分が良くなり、生活の質が向上します。私たちにとってサポートが何を意味するのか、サポーターに何を求めるのか、そしてどのようにサポートを提供したいのか、またどのようにサポートを受けたいのかを決めることができます。
https://www.wellnessrecoveryactionplan.com/what-is-wrap/ 翻訳・引用
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- ●希望
- ●自分で責任を持つこと
- ●学ぶこと
- ●自分のために権利擁護すること
- ●サポート
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- ○いい感じの自分
- ●元気に役立つ道具箱
- ●日常生活管理プラン
- ●引き金と行動プラン
- ●注意サインと行動プラン
- ●調子が悪くなってきている時の(深刻な乱れを知らせる)サインと行動プラン
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