「夢や目標」と「希望」は明確に区別される。
「夢や目標」は「達成したくて向かっていくもの。あるいは、欲しいと思うもの。「希望」は「そこに向かっていくというよりは、私にとって後ろにあって自分の背中を押してくれるもの。あるいは、胸の裡(うち・うら)にあって、私を力づけたり、ホッとさせたり、イキイキさせてくれるもの」。
「夢や目標」は達成できなかったり、たどり着けないと、挫折体験になる可能性がある。しかし「希望」は胸の裡(うち・うら)にあり、もって生まれた感覚なので、決してなくならない。もしかすると自分で忘れてしまったり、感度が落ちることがあるかもしれない。けれども、もって生まれたもの、元々備わっているものなので、決してなくなりはしない。
私の「希望(Hope)」は「やさしい(Friendly)」「まじめ(Honest)」「つよい(Strong)」です。
私のキーコンセプト(家)の中では「窓」に該当するように思いました。私の胸の裡(うち・うら)は外からも見えるし、私から「外」を見ることで、知る事ができるように思えたからです。
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