障害を抱えて、年金を頂きながら、一生懸命働いている人がいます。そんな方から、「月額、どれくらい働いたら、年金が止められてしまうのですか?」という旨の質問がありました。
以下は、私の主観・経験から出た回答です。
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年金を止められる人は、抜き打ちテストで失格するようなものです。就労継続支援を受けている人が年金を止められたケースがありました。
私が障害者就労で、働いていた時は主治医に12万円以上、コンスタントに稼げるようだと、年金の受給は危険だと言われていました。ですので、週4の勤務を貫いた記憶があります。
今、年金の受給は厳しいという現実もあります。長時間働くことを決める前に、主治医にこれ以上稼いで良いか、確認するのが一番だと思います。
ちなみに皆さんは、年金申請の際の診断書のコピーって持っていますか?ないなら、次の申請の際は、コピーをとっておいてください。診断書の中のチェック項目が減ると、年金が止まる可能性があり、危ないからです。
若い人にとっては、先の話になりますが、65歳の時に、老齢年金(厚生年金含む)と障害基礎年金か、どちらか選ぶ時が来ます。年金事務所にこのまま働いた時の老齢年金と障害基礎年金を貰い続けた場合の金額の試算をして頂くと、今後、自分がどれだけ、働いたら良いか、わかります。もしかしたら、50歳位にならないと算出してくれないかもしれません。その場合は、年金定期便から予測するしかありません。
ここで大切な考え方は、自分が働けなくなる可能性があることを認識できるかということです。ちなみに精神障害者の平均の勤続年数は3年です。
私の知る人に、それ以上働いている人が数人います。そういう皆さんは本当にすごいことをしていると思ってください。
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